子どもが少し大きくなってきたら習い事は何がいいかなと考える方も多いのではないでしょうか。
実際、私も子どもが幼稚園に入園する頃には同じようなことを考えていました。
習い事で色々なことを身につけさせて、より豊かな人生を歩んでほしいなと考えるのは親としてある意味当たり前なのかもしれませんし、実際に私は子どものころの習い事によって身につけた技術や知識が大人になった今でも財産になっています。
どんなことがこの子には向いているのだろかと悩むと思います。
何を習わせるか、結論から申し上げますと
まず第一に「子どもが楽しんでやっていること」
そして次に「親として身につけさせたほうがいいと思うもの」です。
くれぐれも順番が逆にならないようにしてください。
いつから始めるのがいいのか
ある調査によると9割近い子どもが小学校入学前、未就学児の時点で何らかの習い事を始めているようです。
私の感覚的にも子どもの幼稚園の時の友達も多くが何らかの習い事をしていました。
また、脳の発達段階から考えても3歳までに始めたほうがいいという研究結果もあるそうです。
オリンピック選手にしてもよく「3歳のころに始めました。」なんてコメントを聞いたことがあるのではないでしょうか。
ただ、あくまでも「3歳までに」というのは大勢の子どもたちの中央値なので、研究結果に振り回されずに子ども本人の意思を尊重してあげてください。
嫌がる子どもを無理矢理連れていくのは子ども本人はもちろん、親本人の労力も大変ですしスクールの先生も大変です。
3歳までに始められたらいいのかもしれませんが、始めるのが遅くてもチャンピオンになっている子はたくさんいますし、習い事自体が嫌いになっては才能がたとえあったとしても伸びない可能性が高いです。
どうやって好きを見極めるか
どうやって好きを見極めるかは、やはり体験させることが一番です。
たいていのスクールは体験を歓迎しています。
教室側としても体験をきっかけに入会してほしいと考えていますからね。
その体験で子どもが楽しいんでいるのか、体験が終わって家に帰った後も子どもがもう一度スクールに行きたいと言っているのかを判断材料にするといいと思います。
ここで一つ注意する点として、入会してほしいが故に体験会が普段の練習とは異なる雰囲気となっている場合が一部のスクールにはありますので、ぜひ普段の練習光景も見学してみることをお勧めします。
親として
子どもファーストで選ぶことができたら、やはり親としてこの技術や知識は身につけてほしいというものがあると思います。
子どもは例えるなら真っ白なキャンバスです。
そのキャンバスに色をつけるのは友達や先生など周りの人からの影響がありますが、やはり赤ちゃんの頃からずっと一緒にいる親の影響が一番大きいと感じます。
親がやらせたい習い事が皆さんあると思います。
親がやらせたい習い事を子どもにもやりたいと思わせるには、親自身がその習い事を楽しむことが一番です。
親と子どもが同じ習い事をするのはとっても幸せですし、成長を間近で感じることができるのでお勧めです!
私は子どもと一緒に柔道をやっていていつも幸せを感じています。
子育てしていて思うのは、子どもの成長は親次第ということです。
親も仕事や家事に追われて忙しいと思いますが、我が子のためと思ってあっという間に終わってしまう子育てを楽しみましょう。
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